LINUX で RAID1 サーバーを作る(2003/12/31)
Home OfficeでRedHat Linux7.3を使って 安価なRAID1 サーバーを作った記録です。
Windowsのファイルサーバー、Webサーバー、データベースサーバーとしての利用です。
RedHat7.3を使ったのは、ADAPTECのボードでサポートされているバージョンが、7.3と8.0ということなのですが、
8.0ではインストールまではできるのですが、その後、HDDから起動できなかったという理由によります。(3日間試行錯誤してあきらめました。)
用意したもの
○サーバー
DELL PowerEdge400SC
Celeron 2GHz/128KB
オンボード・SATA接続
120GB 7200 SATA ディスク×1
128MB DDR400 SDRAM
OSなし
購入価格 \53,340
○SATA RAID0,1ボード
ADAPTEC 1210SA
購入価格 \6,980
購入先:BLESS
○2台目のディスク SATA 120GB
Seagate ST3120026AS
購入価格 \10,880
購入先:BLESS
○増設メモリ
512MB DDR400 SDRAM ECC
Transcend TS64MLD72V4F
購入価格 \11,080
購入先:WinHouse
○UPS
APC SU700J Smart-UPS 700 (700VA)
購入価格 \31,900
購入先:PC QUEST
○RedHat Linux7.3
秀和システムの「はじめてのRedHatLinux7.3 サーバ構築編」のCD-ROMを使いました。
費用合計 \117,222+送料・振込み手数料(多分3,000円くらい)
(※サーバー本体以外は送料別・消費税別、合計金額のみ消費税込みです)
同等な構成をDELLでカスタマイズすると、送料・消費税込みで \152,040でした。(メモリは128MB少ない構成で、2003/12/31現在、ただしこの構成でDELLはLinuxをサポートしていません。また現在では、SerialATAのディスク1台の構成はできなくなっています。IDEのディスク構成で、SATA RAIDを構成するには、SATAディスク用の電源変換ケーブル(400円くらい)×2が別途必要になります。)
20%程度の節約になりました。
手順:
○RAIDボードとディスク・メモリの取り付け
(これを行わないと、ADAPTECのCD-ROMでブートできません。)
○Linuxのインストールに必要な、RAID ドライバディスクの作成
(1)ADAPTECのボード付属のCD-ROMでブートします。
(2)メニューから「OSをインストール/アップデートするドライバディスクの作成」をクリックします。
(3)さらに、Linux、7.3を選択します。
(4)FDを挿入し、OKをクリックします。
(5)作成が終わったらFDを取り出してPCを再起動します。
○アレイの作成
(1)ブートの途中で、Ctrl+Aの入力を促すメッセージが流れます。
(2)Ctrl+Aを入力します。(タイミングは少し難しいです。)
(3)RAID Configuration Utilityの画面が表示されます。
(4)メニューからArray Configuration Utilityを選択します。
(5)Create Arrayを選択します。
(6)表示される2つのディスクを1つづつ選択しInsertキーを押します。
(7)Enterキーを押します。Array Propertyメニューが表示されます。
(8)RAID1を選択してEnterを押します。
(9)Arrayのラベルを入力してEnterを押します。
(10)"Build"を選択します。
(11)ソースのディスクを選択するとArrayの構築が始まります。
○Linuxのインストール
(1)RedHat7.3のCD1を入れてブートします。
(2)boot:のプロンプトで、expert と入力します。
(3)ドライバディスクの挿入を促するメッセージが出ますので、作成したドライバディスクを入れます。
(4)画面の指示に従ってLinuxをインストールします。
(5)パッケージグループで「ネットワークサポート」「ソフトウエア開発」をチェックします。
(6)7.3では400SCのNIC E1000のドライバはありませんのでネットワークの設定はインストール後に行います。
※パーティションは以下のように設定しました。
マウント サイズ(MB) 用途
/ 6000 OS・パッケージ等
/db 5000 MySQL,PostgreSQLのデータ
/webapp 4000 WEBコンテンツ
/shared 97000 samba用 Windowsファイルの倉庫
- 1400 swap領域
○RAIDの後処理
(1)Linuxインストール後、ディスクからブートします。
(2)ADAPTECのCD-ROMを入れて、PACKAGES/LINUX/REDHAT_7.3/APPS/ASM-BE/INSTALLを実行して管理ソフトをインストールします。
(3)同じディレクトリにある、Raidのドライバ、AAR1210-1_0_11-1484_I386.RPMでドライバをアップデートします。
○NICドライバのインストールとネットワークの設定
(1)他のLinuxマシンでIntelのサイトから、e1000-5.2.22.tar.gz をダウンロードしてFDを作ります。
(あるいはWindowsマシンでCD-Rを作ってもいいかもしれません。)
(2)ターゲットで展開してmakeし、インストールします。
(3)サーバーを再起動し、起動時の画面で新しいデバイス E1000の登録をします。
(4)プログラム->システム->Network Device Controlまたはネットワーク設定のメニューからネットワーク環境の設定を行います。
(5)サーバーの再起動。
○RAID管理ステムの設定
(1)プログラム->システム->Adaptec Storage Managerを起動します。
(2)Criticalなイベント発生でメールを送信するなどの設定を行います。
○アプリケーションのインストールと設定(別途説明します)
・samba
・swat
・wf-ftpd
・openssh-server
・j2sdk
・apache2
・tomcat4
・apache-ant
・jakarta-tomcat-connector-jk2
・mysql
・postgresql
・php4