エルトン・ジョンの3rdアルバム「TUMBLEWEED
CONNECTION」の1曲。静かな静かな小品で、月明かりの中のルソーの絵画のよう。ポール・バックマスターのアレンジが見事。冒頭のハープにベースが重なり、オーボエ、ストリングスが後を追う。スティングがカバーしたくなるのも当然である。ポール・バックマスターは、エルトン・ジョンの2,3,4枚目のアレンジを担当したが、これはもう天才的で、私が当時エルトン・ジョンを好きになったのも彼の影響が大きい。この3枚の完成度は非常に高かった。彼がその後、ほとんど活動していないのは残念。
Come Down in Time
静まりかえったそのときに
僕は明かりをひねって消し
半月の明かりが残る中
君に合うため階下に下りる
ヨタカの群れは調子はずれに歌い
部屋の明かりがマントのように
路にふる
遅れないようにいらっしゃい
彼女の声は
まるで昨日のことのよう
はっきり
耳に残ってる
彼女のことづては
遅れないようにいらっしゃい
遅れないようにいらっしゃい
そう もう道の半ば
「スレッジハンマー」で有名になったピーター・ガブリエル。ジェネシス時代から熱狂的なファンがいた(私もその一人)。ソロになってからの曲で、有名なものに獄中で殺された南アの黒人指導者スティーブ・ビコ(映画「遠い夜明け」でも描かれた)を歌った「ビコ」があるが、この曲も政治犯のことを歌ったものらしい。4枚目の「SECURITY」というアルバムの1曲。静かで美しくパワフルな傑作。
Wall Flower
6フィート四方の部屋
窓にはよろい戸、明かりさえない
ぬれた床の上のベッドの中で
君はくじけそう
彼らは君の正気を失わせるつもり
君の抵抗を弱めようと
残飯を食わせ
嘘を食わせる
妥協はしない
君にできることはなく
1日は長い
君の精神は休まることなく
体は強靭でもない
耐えよ
耐えよ
彼らは君を箱に閉じ込め
君は何も聞こえない
自分自身を保ち
あきらめてはいけない
耐えよ
君は自分の命を賭けてしまった
一人ぽっちで夜を迎え
檻を作ったものたちは
弾丸と棍棒と石を持って眠る
彼らには君の自由への道が見えない
君が全てをささげて作った道が
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